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バーチャルオフィス利用者必見! 先輩起業家へインタビュー インターネットマーケティングの最前線 アカデミアジャパン株式会社 代表取締役 石田健さん

石田 健さん 石田健さんの出版

石田さんが起業された当時のことを教えてください。

僕は新潟で最初に起業したのですが、まあ、最初はそんなに仕事があったわけじゃないですよ(笑)。新潟でコンサルといっても、ホームページ制作とかSEOとかその辺ですよね。
まだ僕が独立したのが2000年ですから、少しづつ企業がインターネットをスタートしていましたけども、まだ少人数で経営者が年配の会社とかはそれほどでもないと。でも、やっぱり皆さんインターネットで通販とかやらないといけないよと考え始めていたんですよね。そこで、私の昔のサラリーマン時代からの人脈を頼って、名刺持って、今度こういう会社作ったんでよろしくお願いしますと営業にまわりました。
その頃って、ホームページ持っていない会社のほうがまだ多かったので。まあ従業員何十名ですからね。そういうところは結構契約が取れましたね。 また、ホームページを作るだけではなくて、週1回通勤するとか、行ったらそれこそ7~8時間ずっとパソコンに向かってカタカタやったりとか、管理システムもずさんな会社がいっぱいあったので、データベースソフト使って管理システムなどを作りました。
2001年位までは新潟に月の半分くらいいて、月の半分は東京にいるという生活をしていました。弟がすっと東京にいましたので、そこに居候させてもらってですね・・・。
新潟に帰って何をやっていたかというと制作やっていたり、でも別にずっと制作やっているわけじゃないので、暇なときはもう遊んでいたり、それこそパチンコしていたり(笑)
それは東京に来てからも最初はそれほど変わらなかったですね。
それほど忙しいわけじゃないんで。基本的に集客もインターネットでできましたし、翻訳とか家庭教師の紹介業っていうのはネットで完結しますので、営業回りに行くわけでもなく、だからちょっと駅前のパチンコ屋にいって時間つぶしていたりとか・・・

なるほど(笑)でも事業を成長させようとやる気に火がついていったタイミングというのがあると思うのですが、石田さんが追い込まれる要因ってのは色々あったのですか?

インタビュー風景そうですね。まあ、やっぱ追い込まれるというのはすごく重要だと思うんですよね。やっぱり追い込まれないと人間って動かないじゃないですか。僕の場合は、まずは親父の会社がそのひとつです。小さいころから「三代目」って言われていたんですよ。親父の会社にたまに遊びに行ったりすると、当然お坊ちゃん扱いです。そういう空気をずっと吸っていたので、自分も起業しようなんて全然思ったことないんですよね。うちの親父の会社があるからいいんじゃないかと。実はその会社が、良いときは年商80億くらいあったんですよ。新潟で年商80億っていったら結構いい会社で、当時長岡市っていう故郷の町では一番高いビルがうちの本社だったんですね。

ところがですね、やっぱり食品とか畜産関係の商社なんで、だんだん傾いていって、借入金の中で回していかなきゃいけなくなってしまって、それである日、「もうこれはダメだ、ここにいてはダメだ」と悟ったんです。ここにいたら絶対この会社将来どうなるか分からないし、やっぱり贅沢な生活をしたいじゃないですか。自分も小さいころは贅沢させてもらったんで。例えば小学校から帰ってきて、ちょっと車で2~30分で行くと、結構スキー場とかあるんですよ。小学校5、6年のとき友達連れてタクシーでスキー行ったりとか(笑)。「タクシー代は全部うちの会社にツケておいてくれ!」って言って。超生意気なませたガキですよね。そんな感じで、そういうことをやっていたので、このまま自分は絶対そういういい生活をできるんだろうな~、漠然と子供ながらに思っていたんですよ。ところが蓋を開けてみたら給料25万でした。「MBA取ったのに俺~!」みたいな(笑)。全然給料上がる要素もないし、ボーナスも安いし。

ネットに出会ったきっかけというのはいつだったんですか?そして、それをすぐに活用してビジネスを思いついたんですか?

実家に戻る前にアメリカ留学をさせてもらったときです。3年間アメリカで過ごして、大学院でみっちりコンピューターを使って、インターネットを使ってビジネスをしたりとか、先生にファイルを送ったりとか。そういうのをずっとやっていたりしたんですよ。
それで日本に帰ってきて、翻訳業務っていうのを自分で始めたんです。それが気付いたらいいときは月に4~50万の稼ぎになりました。副業としてはすごくいいじゃないですか。これはいいなと思って。

起業してからどんどん楽になっていくものですか?

起業当初は売上100万円にしたい、1,000万円にしたい!という願望があると思いますが、その位置に到達すると必ず、100万なら100万、1,000万なら1,000万分の問題があります。高い山に登りきったと思ったら、さらに奥には高い山がそびえていたというのが普通だと思いますので、飄々とやり続けることが大切でしょうね。

夜はネットをいじりながら、昼間は全然違う仕事をしていたんですね。

会社の方は毎日ストレスでした。会社の仕事は食品とか畜産とか、鶏とか卵なんですけど、すごく辛かったんですよ。最初のころは現場作業とかさせられたんです。まさに養鶏場みたいなところに入れられて、「ちょっとお前ここで1カ月修行してこい」みたいな感じで。まあ嫌で嫌で、しょうがなかったです。結構順応する性格があるので、楽しみながらやりましたけど、本当につらかったですね。そういうこともあって起業に至ったわけですね。やはりすごいストップかかりましたよ、周りからは。「お前がやめたら銀行から借りられなくなる!」と親父から(笑)。とんでもない話ですよね。「お前担保なんだから。お前がいるから金融機関は金貸してくれるんだ!」とそんな会社いたくないですよ(笑)。

最初は副業から始めた事業もすぐに軌道にのったのですか?

インタビュー風景僕が始めたのは1996年かな。その頃ってwindows95が出た直後。まさにインターネット元年なんですよね、日本が。まさにその時にアメリカのMBAをほやほやで出てきてやるぞと。びっくりしました。向こうは大学に寮がいくつかあってみんなチャットやっているんですけど、そういうのを真後ろで見たときは背筋がゾゾっとして、これは何だと。
あと友達が引っ越す、違う大学にトランスファーするから、家の物を全部売って何千ドルになったよ、っていうんですよ。「ちょっと待って!お前どうやって売ったの?」って聞いたんです。あり得ないじゃないですか、なかなか。1週間前までものすごい家具があってゴチャゴチャしていたのが全部きれいになって売れたっていうから。そこでそういうネットを使って、ホームページみたいな売ります買いますみたいな書き込みサイトを使って全部やったと。「これはほんととんでもない世界だな。これは絶対日本に来る!」と。
それで最初に始めたのが、英語ができるので、翻訳事業ですね。そこからスタートしたという流れです。その次に家庭教師の仲介ビジネスをやって。その頃僕がラッキーだったのが、SEOに最初のころからすごい興味を持って、その頃ネットで知り合った友達が、同じ家庭教師の派遣業、仲介業をやっていたんです。彼は実は今、○○っていう上場企業のA社長なんですよ。知ってますよね!?でもその頃彼まだ大学院生かな。京都なんとか大学とかの大学院生か何かで、ほんとバンド活動とかなんかいろいろやっていたんですよ。

その方とかといっしょにSEOを研究したりしてたんですか?

最初あったときはほんとにパンクロックの兄ちゃんみたいでした。彼がSEOすごい研究していたんですよ。2人で情報交換とか刺激し合って、いいライバルができて、いいパートナーができて、うまくスパイラルしていったのかな、と思います。ある意味ラッキーですよね。

石田さんってすごい強運の持ち主ですよね!要所、要所でラッキーなご縁がありますね。

そうなんですよ。○○っていう会社のB社長っているんですけど、実は彼もすごい前から知っているんですよ。彼があるASPの営業マンだったんですよね。その時に飛び込みに近い形でその健康食品会社に来たんですよ。で、僕がいて。その頃僕は実はもう英字新聞のメールマガジンで読者1万人くらいいて、結構伸びていたんですよ。
で、アフィリエイトのことも少し知っていたので、彼もすごい僕に興味を持っていてくれて。まあそこで、いろいろやり取り始まって、僕も彼すごい情報持っているなというのに気付いて、ちょっと酒のみ行こうぜって言って酒飲みにつれて行ったら、「僕が最初に酒を飲みにつれて行ってくれたお客さんだった」って彼言ってましたけど、そんなこともあって、当時彼だって、毎日終電で本当に給料も安かったんですけど。実は僕とAさんとBさんは3人で大の仲良しで、その頃から毎月定例会をやっているんですよ。「お互いでも良かったよな、とりあえず3人一応成功したじゃん」みたいなこと話してます。それはすごい楽しいですよね。

石田さんの人を引き寄せる力があるのはなぜですか?

インタビュー風景これは…運ですよ(笑)運としか言えないし、僕あんまり人に会いに行くの嫌いなんですよ。嫌いというかあまりやらないんですよね。普通行かないといけないんですけど。
僕はあんまり営業もしないし、今までうまく集客できて来たので。だからうちの会社のスタッフにとってはいい見本にならなくてちょっとだめだなーと思ってるんですけどね。
ただやっぱり、そういう人との出会いは後になって気付きますよね。探して付き合ったわけじゃないので。「なんかこいつ変だけどなんか多分面白そうだな」っていう奴と、無意識的に「こいつとあんまり仲良くしちゃいけないな」というのは昔から分かりますね。
子供時代からなんとなくそういう感覚ってあるじゃないですか。「こいつはクラスのみんなから嫌われているけど、こいつは面白いから付き合っておこう」とか、「こいつはクラスの人気者だから、それが嫌であまり付き合わない」とか。結構、僕はクラスで仲間外れにされている奴と友達になるの好きだったんですね。まあ、自分が仲間外れにされたわけじゃないですけど。僕はうまくその辺を揺れながら動いているタイプでした。だからそういういじめっ子とか大嫌いで、いじめみたいな問題もすごい嫌いです。まあでも、あまり人を引き寄せるというか。コツというかは…気に入った奴はとことん付き合うと。ということですかね。

お酒のお付き合いは結構大事にされているんですか?

そうですね、ほぼ酒の交流ですね。それしかないんじゃないかと思ってます(笑)。相手が飲めないケースもありますけどね。僕はタバコも今吸うし、あんまりクリーンな人間じゃないので、なんかパーティとかあるじゃないですか。行ってもタバコ吸えないなというのがあるとちょっとあんまり行きたくなくなってしまって。

でもなんかそこの正直なところが好かれる要因なんじゃないですかね。飾らないというか。「車好きだぜ!」とか。「飛ばすぜ!」とか(笑)

そうですかね~。

石田さんはいろんな事業を複数やれ!とおっしゃっているじゃないですか。参入と撤退見極めるタイミングって何で判断されているのですか?

僕はあまり、基本的にライバルが参入しすぎて付加価値が取れなくなったらもうやめよう、という形が多いですね。要は利益率が低いものは撤退です。今まで例えば1,000円で売っていますというのが10分の1になっちゃった、っていうことは誰かが600円とか700円で売っているっていうことですね。そういったところで、旨味がないビジネスになったのかな、ということでやめたりとか。あとまあ、やろうと思ったけど、企画してさあ全部の準備整ったけど、やっぱり僕がちょっと移り気が多いのでやっぱりやめようよ、と言って止めるとかっていうのはありますよね。

パッと思いついたときに、すぐに始められるタイプか、ある程度、頭の中でワインのように何日か熟成させてから決定するタイプかどちらですか?

うーん。理想を言えばすぐにぱっと動く方だと思うんですよ。理由をつけたら、なんかできない理由がいっぱい出てきてますんで。だから理想を言えばすぐなんですけど、でもなかなかやっぱり加齢と共に行動力が無くなっちゃいましたね。僕は。

なるほど。ある程度規模を大きくしたいとか、これ以上大きくしたいとかいう欲はないんですか?

インタビュー風景ありますよ。やっぱりオフィス街を歩いているととてつもないビルが建っているじゃないですか。「このビル、このくらいの会社作りたいよね。」とかは言いますよね。そしたら僕はワンフロアゴルフ練習場にするよって冗談でいいますけどね。

人材のマネジメントは得意なんですか?

僕はあまり得意じゃないですね。

たとえば、石田さんが新しい事業を立ち上げられたとします。立ち上げられて最初はその事業に没頭されますよね。そして、また次新しいことやりたくなったら人に任せなきゃいけないと思うのですが、そのタイミングと担当選びってどのようにしているんですか?

基本的に、僕がまずビジネス自体をマスターしなければいけないですよね。マスターしていないのに「やってください」って言ったって、スタッフはどうやってやったらいいかわからないじゃないです。だから、ある程度僕の中でできるようになったら、「あなたやってください!」っていう形で任せるんですけども、まあ、人選っていうのは実はいい加減で、自分が「彼がいいだろうな」と思っても、それはフタをあけてみないと分からないとですよね。ですから、基本的にその時に暇な人に頼んでいます。

結構直感で判断されることのほうが多いですか?

そうですね、直感が多いです。

スタッフの方々はどうやって求人されているのですか?

基本的に、多いのがFindJOBとかですね。今募集していないんですけど、最近スタッフが2人辞めたのでまた募集しないといけないんですけど。あとはメルマガで募集することも多いです。今、翻訳の女性2人いるのですけど、それも僕の英字新聞のメルマガを読んで来てくれているし、スタッフの3分の1くらいは僕のメルマガ経由ですよ。最近あまり労働市場もいい人がいないですね。デザイナーを募集しても全然よい人が来ないです。50万くらい使ってFindJOBでやったけど、一人も採用できなかったということがありますからね。

今、石田さんの中でtwitterなどのソーシャルメディアが熱そうですが、どのように考えていらっしゃるか教えてください。

はい、熱いですね。。いまいろいろ勉強中なのですが、月一の勉強会とかに来て、初めて会う、名刺交換する人いるじゃないですか。明らかに誰かの紹介だなっていう人以外だと、やっぱり「あなたどこからこれ知ったの?」って聞きますよね。そうすると意外とツイッター経由で出会う人が多いんですよ。しかもそれが僕のツイートじゃなかったり、誰かある人のツイートがきっかけだったりとかしています。そういうのを見て来たりする人がいるので、計り知れない影響力持っているんだなと思いますね。

今後、SEOってどうなっていくとお考えですか?

インタビュー風景SEOはまだまだ健在し続けるでしょうね。やっぱり検索エンジンっていうのは大きくて、誰も彼もが今はすぐにパソコンで検索するじゃないですか。ツイッターはまだ検索エンジン業界を倒せない理由っていうのは、ツイッターの検索能力が低いからですよね。これからだんだんGoogleと組んで上手くやっていくと思うんですけども、GoogleはGoogleでまた独自のSNS開発していますし、それはまた微妙なところなんですけど。例えば今、ツイッターの場合、複数語検索できないんですよ。例えば「渋谷 美容室」と入力しても出てこないんですよね。
そういうのがバンバン出てくるようになったら、そうなったら検索エンジンマーケティングもちょっとやばくなるのかなっていう感じはしますけどね。ただやはり、今でもなんか検索するときはみなさんYahoo、Googleで検索しますから。あと、例えば可能性として、東京の人が福島の温泉に行きたいという場合に、昔なら「福島 温泉 源泉 かけ流し」とかで検索したんですよ。でも今は、そういうフェイスブックとかツイッターの温泉のコミュニティとかあるじゃないですか。今後はそういうところに行って、自分で聞いて、リアルな見解を求めるとか、そういう方向性に来ているのかなっている気はしますよね。もうそれは誰も操作できないじゃないですか。そういう奴がいたらそのコミュニティが排除しますからね。いくら広告主が大声で叫んだところでね、やはりそれよりも友達の意見の方を信用するっていうことですよね。

石田さんも起業支援ってされていますよね。

ある意味でしてます。

うまくいく人と行かない人って何が違いますか?

インタビュー風景どうですかね。やっぱり一つはリスクに関する考え方ですね。リスクをテイクできる人間とできない人間があると思うんですよね。リスクをテイクできない人間って、結局ずっと会社に従属していくしかないので、使われるしかないんですよね。やはり起業っていうのはある意味自分の人生をギャンブルに賭けるみたいなものですから、まあ、ギャンブラー的な人って結構起業に向いていると思います。「パチンコしません」、「麻雀やっていません」、「競馬大嫌いです」、「賭け事大嫌い」っていう人は意外と起業に向いていないのかな、っていう気はします。だから僕の仲間も結構ギャンブル好き多いですね。僕もパチンコ昔やってましたし、最近何年もやっていませんけど、好きな人多いですよ。やっぱり独立といってもね、例えば安定したフランチャイズじゃなくて、やはり大成功したいと、すごいビックなリターンが欲しいという人は、やっぱりそれなりのリスク抱えないとちょっと難しいですよね。僕らはやっぱりアフィリエイトを結構ずっとやっていたんで、アフィリエイトっていうのはかなりリスクを減らした商売ですよね。
在庫いらないですから。だからやはりそこから抜け切れないと、やっぱりビジネスはいつまで経っても小さいものですよね。やっぱり何かを仕入れるにしても、売れてから仕入れようと、ドロップシッピングとかだと、やはりビジネスは常に小さいスモールビジネスですよね。だからまあ、僕の会社もずっとアフィリエイトで稼いできたことがあるんで、やはりスタッフがその頭からまだ抜け切れてない。僕もようやく最近抜け切れてきたのかなっていう気がするくらいなので。

今情報収集っていうとどんな手段を利用されているんですか?ネットがもう8割くらいですか?

そうですね、自宅ではもう何年も前に新聞も取るのをやめました。もうネットしかないですね。

本も結構読まれるんですよね。

まあそうですね。まあでも今はビジネス書と小説とか、半分づつくらいじゃないですかね。あとはいろんな人が結構本送ってこられますからね。まあでも、今やっぱり、これから起業される方もそうですけど、情報って、ノイズが相当入っているんですよ。僕の考えは、ビジネス書の8割は2割のビジネス書のコピーだと思っています。人から本当にいいよと勧められたビジネス書以外はあんまり読まないですよね。ノイズっていうのがすごく多いので、そこをやっぱり上手く見極めて、どれが本物の一番リアルなやつで、どれがコピーかっていうのを自分で見極めていかないと、コピーが氾濫している世界ですからね、今は。なんかどこかにあるレポートを全部適当につなぎ合わせてような本が結構多いんですよね。その辺ちょっと気を付けないですよ。

どうやって情報の真偽を見極めたらいいのでしょうか。例えば、SEOについて知ろうと思ったとき、アマゾン検索したり、WEBを検索しますよね?

本物の情報って基本的に出版業界に非常に少ないと思います。そこがまた難しいところなんですけど。だったらやっぱりある程度お金払って誰かに直接会いにいくとかした方が本で読むより数倍の価値があるんじゃないですかね。
今は結局、何か情報欲しいと思ったら、本よりもサイトの方が多いですよね。検索するとやっぱり、ズバリというサイトが出てくるんですよ。そういうものの中から、自分の必要な情報だけをピックアップしていくだけのような状況です。この前のあるセミナーで話したことがあるのですが、ある株式投資家にまつわるお話なんです。その人ってダンサーで、世界中を飛び回っていたんですね。国宝級の凄いバレエのダンサーで、稼いだお金を全部株式投資に回していたんですよ。当時まだ1940年代とか、インターネットが出る前で、その時は本当に電話でカタカタやるような、そういう時期なんですよね。彼が一番稼いでたっていうのは、実は情報が入ってこない、チベットの山奥とか辺境の地で公演をやっているときなんです。そこの場所にある領事館に行ってFAXを貸してもらって、証券会社の代理人から情報を聞いて、自分でFAXをプリントアウトしてバーッと並べて、チャートを見て「これがいい」とか、「これがいけるだろう」と判断して、また数日遅れでFAX送ったりしていたようです。このやり方で彼は一番稼いだんですね。そして、1年くらい公演のお休みを取って半年間くらい、ニューヨークのウォール街に行ったんです。ウォール街の近くにマンションを貸りて、一日中株式投資の情報を入れまくりました。いろんなアナリストとかに会って、自分の見解をぶつけて相手の見解を聞いたりとかもしました。そういうことをすごい数やったらしいんですよ。ところがその半年間に彼は資産のほとんどを失ってしまったのです。まさに情報イコールノイズが入りすぎると人間はおかしくなっちゃうの典型の例だと思います。ノイズに踊らされないことが必要な典型的な例です。自分が欲しいと思っている情報を基本的に取って行けば、有益的にいい情報もそこに絡みついていきますからね。一番良くないのは、誰かが「○○がいいって言ってるから読んでみよう」とか、「○○ランキングで上位に入っているのに自分は読んでいない」などの強迫観念に追われて本を読んでも、そこからってなにも生まれないと思うんですよね。やはり自分でも「何をすべきか」っていうのをしっかり考えて行動しないとだめだと思います。

10年後の長期計画とかあるんですか?

インタビュー風景見えてないです(笑)。あまり僕って計画立ててやるの好きじゃないので。結構、その都度あっち行ったりこっち行ったりします。なんかパッと横を見たら結構おいしそうなパンが落ちてた、実際手を伸ばしてみたらすごくおいしかった。そして、結局計画とは別の方向に行っちゃったとかいうことがありますからね。

石田さんの経営する会社 アカデミアジャパン株式会社
http://www.academiajapan.com/

石田さんのツイッターアカウント
http://twitter.com/academiaj

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